2021年 新年のご挨拶

 全国青果物商業協同組合連合会

                   

会 長  近藤 栄一郎

   新年明けましておめでとうございます。

 令和三年の新春をさわやかにお迎えのこととお慶び申しあげます。旧年中は、全青連の運営の推進につきまして、ひとかたならぬ御支援、御協力を賜り厚く御礼申し上げます。本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

 昨年は、1月末に新型コロナウイルス感染症(以下「コロナ」という。)が確認されて以来、全青連会員傘下組合員(以下「組合員」という。)は、学校休業による給食の停止や緊急事態宣言によって、ホテル、飲食店などへ納品業務に大きな支障を生じるとともに、7月の豪雨によって九州・東北地域の組合員が被害に見舞われ厳しい経営環境となりました。

 さて本年は、食品衛生法の規定に基づき、ハサップの考え方を取り入れた衛生管理が6月から本格実施となります。また青果小売業等は営業届出、漬物を調理・販売する際の許可への的確な対応が求められています。関連して食品衛生責任者の設置についても、養成講習会の受講が必要となっています。全青連会員組合におかれましては、衛生管理、営業届出及び食品衛生責任者への対応につきまして、組合員に対して的確な助言などをお願いします。

 全青連では、コロナ禍を踏まえ昨年から正副・常任理事間で試験的にウェブ会議を開催してきました。今後は理事間で推進する必要があると考えています。  

国のデジタル庁の設置に伴って、今後これまで以上に急速なITの進展が見込まれます。国の取組によって組合員の経営や組合運営などにおいても、IT推進の取組が求められてくるものと思料しており、段階的に推進していくのではないかと理解しています。

ITが進展する一方、組合員の高齢化により、その対応が充分にできるか課題であります。こうした背景に鑑み、全青青連に対する人材育成が喫緊の課題であると考えています。全青連はもとより会員組合の皆様においても後継者育成の観点から、青年会員の育成に御尽力をいただくようお願いします。

全青連といたしましては、これらの課題などについて、理事会や合同委員会などあらゆる機会を通じて検討していきたいと考えております。併せて会員の減少に伴う財政や運営の見直しの検討を行っていくことも必要と考えております。会員及び組合員と課題を共有化して、業界の一層の活性化が図られるよう尽力していく所存です。

今年は、昨年延期された東京オリンピック・パラリンピック(以下「東京オリパラ」という。)が開催されます。一方でマスコミ報道によれば、諸外国でのワクチンの開発も進んできております。ワクチンの開発とともに東京オリパラの開催を契機として経済が好転し、組合員の御商売の御隆盛を願ってやみません。

昨年は、コロナで全国大会「静岡大会」は中止いたしました。本年はコロナが減少して、従前のとおりの第41回全国大会「青森大会」が開催できるよう切に願っております。全国大会は、多くの会員との再会交流を通じて、会員間の連帯感及び組織の強化に資するよう意義のあるものと期待されるところです。

 我々会員は、生産者と消費者との間に位置する重要な使命を担う食品流通業として、今後とも消費者視点で業界発展のために尽力したいと考えております。

 年頭に当たり、皆様方の御商売のますますの御繁栄と御多幸を心からお祈り申し上げ御挨拶といたします。

2021年新年のご挨拶